芭蕉という修羅 (新潮文庫)ダウンロード
芭蕉という修羅 (新潮文庫)
によって 嵐山 光三郎
芭蕉という修羅 (新潮文庫)ダウンロード - 芭蕉という修羅 (新潮文庫)は必要な元帳です。 この美しい本は嵐山 光三郎によって作成されました。 実際、この本には312ページページあります。 芭蕉という修羅 (新潮文庫)は、新潮社 (2019/10/27)の作成によりリリースされました。 芭蕉という修羅 (新潮文庫)の簡単なステップでオンラインで表示できます。 ただし、ラップトップ用に保管したい場合は、ここで保存できます。
芭蕉という修羅 (新潮文庫)の詳細
本のタイトル : 芭蕉という修羅 (新潮文庫)
作者 : 嵐山 光三郎
ISBN-10 : 4101419132
発売日 : 2019/10/27
カテゴリ : 本
ファイル名 : 芭蕉という修羅-新潮文庫.pdf
以下は、芭蕉という修羅 (新潮文庫)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
嵐山光三郎の「芭蕉という修羅」が文庫化されました。言うまでもなく松尾芭蕉は「俳聖」とも称された俳句界の神様的存在です。その神様に対し、著者はとんでもないことを書いている。「芭蕉は伊賀上野の藤堂新七郎家から、水道工事のエキスパートとして派遣された。俳諧師として江戸へきたという話は、芭蕉が有名になったため、あとでつくられた」「芭蕉の発句は、のちの枯淡なる独白や、風雅なる旅の句も、基本的には作り話が多い」「日光東照宮に関する仙台藩の動向を調査する『おくのほそ道』の旅は、綿密に計画され、用心深く組み立てられていった」等々。「野ざらし紀行」の有名な捨て子の話も、「古池や…」の風雅に澄んだ池もフィクションなのだそうです。もともとの芭蕉は今でいうバリバリの土木技師で、事務能力にも長け、旧主であり自分をすこぶる「愛寵」してくれた藤堂新七郎への忠誠熱い男だとのこと。しかも妾との間に子もなしたいわゆる両刀使いでもある。俳諧に打ち込むかたわら、幕閣とつながる藤堂家の政治力を背景に、江戸の水道工事という公共事業でボロ儲けしたというのですから、もう生臭さ全開ですね。しかし将軍代替わりにより藤堂家の政治力は消滅。新将軍綱吉の粛清の嵐が芭蕉の身に迫るに及んで水道事業も俳諧もやめ、深川へ遁走。そんな事情があったとは初めて知りました。俳聖という行い澄ましたイメージとは全く違う人物像です。粛清の波が収まるとともに、俳諧師としてようやく復活します。しかし旅する先々で出会う弟子や友は胡散臭い背景を持つ人物ばかり。「芭蕉周辺の人は、そのほとんどが幕府の諜報機関とつながっている」 旧主筋からこいつは使えると見込まれてしまったのですね。それが「奥の細道」の旅だったわけです。「西行にしろ宗祇にしろ、旅する歌人が諜報をかねているのは当然の任務であった」とはイヤハヤ。探索と俳諧の両道を行くその姿はまさに「修羅」ですね。もちろん幕府の隠密だったとしても、俳諧にもたらした芭蕉の功績はゆるぎないわけで、そのことは著者も随所で強調し、俳人の小澤實氏も解説で認めています。むしろ著者の解き明かした旅の真の目的や句の裏に隠された意味を知るほどに、今までは感じなかった深みさえ味わえるようになるのではないでしょうか。著者は芭蕉について数冊ものしていますが、芭蕉の魅力にとらわれた理由も、そこら辺にあるのかもしれません。
0コメント